オッチャホイの謎
「新潟にあるオッチャホイって知っているか?」
同僚から送られたメッセージに思わず二度見をする。
最近Wikipediaの「ミシャグジ」の記事が大幅にアップデートされていたばかりだったので、思わず「新潟の土着神か?」と色めき立つ。ミシャグジ - Wikipedia
恐る恐る検索してみる
麺。さらに検索していくと
普通に観光ガイドに載っている。そうなの?新潟だとそんなにポピュラーなの?
……どうやら新発田市のシンガポールという食堂にしかないメニューらしい。メニューには「皿オッチャホイ」「汁オッチャホイ」。まだオッチャホイにの神聖なイメージが抜けていないので「皿×オッチャホイ」「汁×オッチャホイ」というワードの組み合わせのコンボに思わず苦笑い。
しかし、流石はWikipedia。読み進めるとこんなふうに書いてあった。
「オッチャホイ」はシンガポールの庶民的な料理であるとして広まっているが、シンガポールでも隣国のマレーシアでも、現在は「オッチャホイ」という料理は存在せず、「オッチャホイ」という名前がどこから生まれてきたのかは不明になっている。シンガポール食堂の創業者は父が名付けたと聞いてはいたが由来を知らず、名前の由来を聞かれるたびに「オレだって分からね」と答えていた。
オッチャホイが何を意味するのか、誰もわからないのだそう。
オッチャホイ様、恐るべし。
謎が謎を呼ぶオッチャホイ。是非一度行ってみたい。